Experiment log
AIで作ったWebサイトは「見れば分かる」のか?

最近、Webサイトを見ていて、
「これAIで作ったんじゃない?」
と思うことが増えた。
実際、Claude、ChatGPT、Geminiなどに加えて、Webサイトそのものを生成するサービスも増えている。
ではAIで作ったサイトは、見れば分かるのか。
結論としては、
それっぽさはある。でも断定はできない。
AIっぽく見えるデザイン
最近のAI生成サイトでは、いくつか似た傾向がある。
例えば、
- 大きな英語コピー
- グラデーション
- カード型UI
- 大きな角丸
- 余白たっぷり
- アイコンを大量に配置
- 「3つの特徴」「6つのメリット」のような規則的な構成
- スクロールアニメーション
もちろん、人間が普通に作ってもこうなる。
というより、現在のWebデザイン自体がこういう傾向なので、AIもそれを学習して出力している。
コードを見ると分かることもある
見た目より分かりやすいのがコード。
AIに一気にページを作らせると、
- 不自然に長いCSS
- 同じような指定の繰り返し
- 必要以上のJavaScript
- 意味の薄いクラス名
- Reactなのに単純な静的ページ
- ライブラリを大量に読み込んでいる
といった状態になることがある。
ただしこれも人間が作ったサイトでも普通にある。
なので、
「このコードだからAI」
とは言えない。
問題はAIかどうかではない
Web制作側から見ると、実は重要なのはそこではない。
AI製でも、
- 表示が速い
- スマホで見やすい
- 問い合わせにつながる
- SEOに問題がない
- 更新しやすい
- セキュリティに問題がない
なら十分使える。
逆に人間が半年かけて作ったサイトでも、問い合わせがゼロなら改善が必要。
結局サイトは、
誰が作ったかより、何のために存在していて、その目的を達成できているか。
ここを見るべきだと思う。
AIはWeb制作をかなり変える
とはいえ、AIによってWeb制作の方法が変わっているのは間違いない。
以前なら数時間かけて作っていたものが、数分で形になる。
その分、Web制作者の仕事は、
「HTMLを書く」
ところから、
何を作るか判断する
方向へ少しずつ移っていく気がする。
AIが作ったかどうかを見抜くより、
AIを使って何を作るか。
そちらの方が面白い時代になってきた。